なんとなくパッとしない動画 -動画を形作る三要素-

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Premiere Proの編集テクも覚えたし、スマホでキレイな動画撮影していざ編集! してみたら

なんか思ってたのと違う…

絶好のロケーションで撮影したのに全然オシャレな感じが出ていない、という経験ありませんか??

動画編集って、最初のうちは何作っても楽しいし、結構イイ感じにできてるじゃん!って思うんですが、慣れてくると「なんとなくプロの人が作った動画とは根本的に違う気がする」って感じてくるものなんですよね

では、なぜプロの映像クリエイターが作った動画がイイ感じに見えるかというと、撮影した素材を繋ぎ合わせるだけではなくて、トータルで「デザイン」するテクニックを持っているからなんです!

目次

なんとなくパッとしない動画

具体的に見ていきましょう

まず、こちらの二つの動画を見比べてみてください

この二つの動画は、動画素材の編集自体は全く同じで、テロップのデザイン、クリップのカラー調整、BGMといった編集した動画の上に配置する「デザイン」に違いがあります

見比べてみると、二番目の動画の方が「なんとなくオシャレに感じる」のではないでしょうか?

動画編集には、「絶対にこっちの方がいい!」という正解はないので、どんな動画もそれぞれ間違いではないのですが、多くの人が「イイネ!」と感じる作品には「デザインが調和している」という特徴があります

動画編集における「デザイン力」とは、素材の編集の他に、テロップやカラーを扱う「グラフィックデザイン」、音声を扱う「サウンドデザイン」があり、この三要素をバランスよく仕上げることで「なんとなくオシャレ」な動画に仕上がります!

動画を形作る三要素

グラフィックデザインやサウンドデザインは、それぞれに専門のクリエイターが存在し専用のアプリケーションを使って作業するスペシャリストの領域なのですが、動画編集の現場では動画クリエイターにもこれらのテクニックが「ある程度」求められることになります

テレビ番組やCMなど予算の大きい作品作りでは、オフライン編集・オンライン編集・カラーコレクション・テロップデザイン・音響効果・ミックス(MA)など、役割がさらに細分化されています

Photoshopのデザイン画面
テロップデザインにはデザイン力の高いPhotoshopを使用

僕もそうなのですが、「動画編集を勉強しよう!」と思っても、Premiere Proの使い方やAfter Effectsでアニメーション作ったりすることが中心で、なかなかグラフィックデザインや音声のことまでは頭が回らないんですよね…

ですが、デザインや音声をちょっとだけでもレベルアップできれば間違いなく作品のクオリティアップを実現できるので、ここでは、そんな動画編集初級〜中級者へ向けて主にテロップやカラーデザインのテクニックを中心に情報発信していきます! あと、あまり得意ではありませんが音声周りの情報も出していきますので、これらを参考に動画編集のお役に立ててもらえれば嬉しく思います!

では、みなさんよきクリエイティブライフを!

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